京都府八幡市のシロアリ駆除
シロアリの生態、八幡市での被害情報から点検・駆除方法、業者の選び方、費用まで
八幡市の概要
八幡市は京都府の南部に位置する市。木津川、宇治川、桂川が合流する地点にあり、水運を活かした発展の歴史を持っています。市内には石清水八幡宮などの重要な文化財があり、神社仏閣や自然景観が多く歴史と文化が調和した地域です。地形的には北部が高く(千里丘陵に面している)、南部に行くに従って低地(大阪平野に面している)になっています。西縁部に分布する標高50 – 20mにゆるく傾斜した新期洪積層の段丘が豊中台地と呼ばれ、市街地の中心となっています。気候的には、夏は蒸し暑く、冬は冷え込みがある温暖湿潤な気候が特徴です。
八幡市のシロアリによる被害
八幡市は、多くの川の合流地点で水辺に囲まれた湿度の高い環境にあり、シロアリの発生リスクが高い地域です。夏の高温多湿な気候と、平地と丘陵地が混在する地形がシロアリの活動に適した環境となっています。また、石清水八幡宮をはじめとする木造の歴史的建造物や、伝統的な木造住宅が多く、基礎部分に湿気がたまりやすい構造がシロアリ被害を招きやすくなっています。夏から秋にかけての活動期には、建物の基礎や床下の湿気対策や定期的な点検が重要です。
八幡市を悩ますシロアリは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」の3種類です。
八幡市を悩ますシロアリは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」の3種類です。
ヤマトシロアリ
ヤマトシロアリは、日本全国に生息するシロアリです。木材が主食で、特に湿った木を好み、家屋や木製の家具などを食い荒らして被害を与えることで知られています。シロアリと聞くと「害虫」というイメージを持つかもしれませんが、実は自然界では枯れた木を分解して土に戻す重要な役割を果たしています。しかし家屋や家具にとっては大敵。人間が建てた木造の家などに侵入して最悪のケースでは家の倒壊を招く原因となります。
ヤマトシロアリは普段、木の内部や土の中で活動しているため被害に気付かないことがほとんど。しかし春(4月~6月)になると「群飛」と呼ばれる繁殖期を迎え、羽アリが集団で飛び出します。これが、家の周りで見られたら要注意。シロアリを見かけた場合には早めに専門家に相談することをおすすめします。
イエシロアリ
イエシロアリは数十万匹から100万匹ものグループで生息しています。土の中に大きな巣を作って行動しているために見つかりにくいのも特長です。水を運ぶ能力を持っているため乾燥している木材でも食い荒らしてしまう厄介な白蟻でもあります。群衆で食い荒らすために被害の拡がるスピードが速いので早めの発見が大切。定期的な点検と適切な対策をすることが最大の防御方法となります。1年中活動していますが、活動が活発になるのは4月から10月、群飛(発生)は6月から7月となりますので、群飛前までに対策をする良いでしょう。
アメリカカンザイシロアリ
アメリカカンザイシロアリは、特定の大きな巣や蟻道を作らず、乾燥した木材の中にトンネルを掘って小さな集団で暮らしています。アメリカカンザイシロアリの群飛(発生)は6月~9月の昼に何回も行われます。水を必要とせず、家の乾燥した木材やピアノ、タンス、机などの家具も食べてしまうため、室内の様々な場所にまで被害が広がることがあります。また、食べた木材からは乾いた砂粒のような糞を外に排出するため、家の中や周辺で小さな粒状のものを見つけたら早めに点検することをおすすめします。
シロアリの見つけ方
1. 家屋の木の部分、畳部分を確認
家の柱や床などの木部、畳、窓や壁、家具などの木の部分に傷んだ部分がないかを確認します。柔らかく崩れやすくなっている、変色している、小さな穴が開いているなどの傷んだ部分はシロアリの食害である可能性が大。食害された部分の近辺にはシロアリの巣があるかもしれません。
2. 空洞音を確認
壁や柱などの木の部分を叩いてみましょう。げんこつで壁が壊れない程度に軽めに叩いてみてください。中が響いて聞こえる空洞音がする場合、シロアリに内部が食い荒らされて空洞になってしまっている可能性があります。この段階になると家の倒壊などの危険性も出てきますので、早めの対策が必要です。
3. シロアリの糞を確認
柱や窓枠などの木の部分に、ゴマの粒のような小さな塊が落ちていないかを確認してみます。黒いものや白いものがあります。もし落ちていたら、それはシロアリの糞である可能性大です。フンが落ちていないかチェックしてみましょう。アメリカカンザイシロアリは糞を外に捨てるため、近くに巣があるかもしれません。
4. 羽アリがいるかを確認
家の中、庭などで羽アリを見たら要注意。シロアリの羽アリは、種類にもよりますがこの地域では4月~10月頃にかけての交尾期に巣から外に出てきます。羽アリ自体には害はありませんが、近くにシロアリの巣があるとすれば大問題です。普通のアリ(黒蟻)とは触角の形状の違い(シロアリはまっすぐ)、羽の模様の違い(シロアリは薄い)などはありますが、素人には見分けがつかないかもしれません。もしわからない場合には、プロに点検してもらうと良いでしょう。
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シロアリ被害の予防法
1. 定期的な点検とメンテナンス
シロアリを早期発見するためには「点検」が欠かせません。素人では見つけられないことが多いのでプロの駆除専門業者に依頼するとよいかもしれません。特に梅雨の季節を迎える前に念入りなチェックを行うことで、シロアリ被害のリスクを大幅に減少させることができます。最初の点検は新築から5年後を目安に行い、その後は1年ごとに点検することをおすすめします。特にシロアリが多く生息するこのエリアでは、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、シロアリ被害を防ぐことができます。
2. 換気(湿気対策)
湿気が多い場所は、シロアリには「最高に居心地が良い場所」です。そのため、家の中の換気をしっかり行うことがシロアリ対策には大変効果的なのです。特にバスルームや台所、地下室など湿気がこもりやすい場所では、こまめに換気して湿気を追いやることを心がけましょう。窓を開けて外の空気を入れたり、換気扇を使って空気を循環させたりすることで、湿気を下げることができます。除湿器を使って湿気を吸収する方法はとても効果的です。湿気対策をすることにより、シロアリが住み着きにくい環境を作りましょう。
3. 木材の防腐処理
シロアリ被害を防ぐには、木材に防腐処理を施すのも有効です。防腐処理された木材は、シロアリだけでなく、腐敗やカビの発生も防ぎ、建物を長期的に保護します。特に建物の基礎や屋外で使用する木材には、防腐剤の使用を検討するとより効果的です。この防腐処理は、新築時のみならず、リフォームや定期的なメンテナンス時にも実施可能で、再処理することで効果を維持できます。木材の防腐対策で、シロアリによる被害リスクを大きく抑えることができます。
4. 駆除業者に相談
シロアリの被害や兆候を発見した場合やシロアリに関する不安を感じたら、できるだけ早くプロの駆除業者に相談することをおすすめします。早期の点検や対策を行うことで被害の拡大を防ぐことができます。信頼できる業者を選ぶためには、口コミや評判をチェックして複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。今では点検を無料でしてくれる会社もたくさんありますから気軽にお願いしてみてはいかがでしょうか?シロアリの点検・駆除は、専門的な知識や技術が必要。知識と経験が豊富な専門家の手を借りることが賢明です。
悪徳業者を見分けよう!
シロアリ駆除の専門業者は基本的に優秀な業者が多いのですが、中には悪徳業者に引っかかってしまうというケースもあります。数は少ないものの、しっかりと被害にあわないように注意してください。ここではシロアリ駆除業者を選ぶ際に注意すべきポイントを紹介し、悪徳業者を見分けるための方法をご紹介します。
1. 料金が明確であるかを確認
シロアリ駆除の費用は業者によって大きく異なります。信頼できる業者は、点検や施工の前に明確で詳細な見積もりを提示、わかりやすく説明してくれます。見積もりで、曖昧な料金を提示してきたり、作業内容を明確にしていなかったりするばあいには後から膨大な追加料金を請求してくる場合がありますので要注意です。また「無料点検」の後に強制的に施工の契約を強引に迫られるケースもありますので、見積もり後に断ることができるかどうか、点検を依頼する前に確認しておきましょう。
2. 口コミや評判をチェック
インターネットで業者の口コミや評判を確認することは業者選びの基本です。特に利用者の実際の体験談やレビューを確認することで、その業者が信頼できるかどうかの判断材料になります。ただし、極端に高評価が多い業者や、逆に悪評ばかりの業者には注意が必要です。第三者の意見を参考にしつつ、自分自身でも情報をしっかりと収集して判断しましょう。
3. 業界団体への加盟を確認
信頼できるシロアリ駆除業者は適切な業界団体に加盟しています。例えば「日本しろあり対策協会」に加入している業者は、認定薬剤や指定工法を使用し厳しい基準を満たしており、安全性にも配慮しているため、信頼して発注することができます。
4. 不安がらせるセールストークに気をつける
悪徳業者は、顧客の不安を煽って契約を迫ります。「すぐに対応しないと家が大変なことになる」「今すぐに工事をしないと危険だ」など、脅し文句を使って強引に契約させようとする業者はすぐにお断りしましょう。また、無料点検を口実に家の中に入り込んで契約を迫るケースもあるようです。そのような場合は強い気持ちで拒絶するようにしてください。
5. 施工内容と保証の確認を怠らない
シロアリ駆除を依頼するときには、必ず施工内容や保証内容を詳しく確認しましょう。点検や防除作業の手順、使用する薬剤や方法などが業者によって異なるため、具体的にどのような作業が行われるのかを事前に理解しておく必要があります。また、施工後のアフターフォローや保証内容もしっかりと確認し、安心して任せられる業者を選びましょう。
6.契約を急がせる業者には要注意
悪徳業者は契約を急がせることで、冷静な判断をさせないようにします。無料点検の後に「今日中に契約しないと特典がなくなる」などと急かす業者は、後々トラブルを起こす可能性が高いので断りましょう。時間をかけて複数の業者を比較して慎重に判断することが大切です。
シロアリ駆除の費用
シロアリ駆除の費用は、建物の規模、被害の状況、使用する薬剤の種類、業者のサービス内容など、さまざまな要素や条件が影響しますから、単純に金額を示すことは難しいですが、一般的な費用の目安や、費用に影響を与えるポイントについて解説します。
一般的な費用の目安
基本的な駆除工事
・基本的な駆除工事の相場:1坪あたりおよそ6,000円〜15,000円
※30坪の一戸建ての場合、18万円〜45万円程度が目安
※30坪の一戸建ての場合、18万円〜45万円程度が目安
費用の違いが出るポイント
・建物の規模:建物が広くなるほど、費用も増加します。
・被害の範囲:被害が進行しているほど、駆除にかかる時間や薬剤の量が増え、費用も高くなる傾向です。
・使用する薬剤:環境に配慮したものや長期的な効果を持つ薬剤、ペットや人に優しい成分の薬剤など、選ぶ薬剤の種類によっても料金は異なります。
・施工方法:床下に薬剤を注入する方法や土壌への散布など、施工方法の違いも費用に影響します。
・施工内容やアフターサービス:施工する箇所や内容、保証期間、アフターサービス内容によっても料金は変動します。
費用を抑えるためのポイント
・複数業者に見積もりを依頼:複数の業者から見積もりを取り、比較することで相場を把握することができます。
・早期の発見と対策:シロアリ被害に気づいたら、速やかに専門業者に相談するのが賢明です。被害が軽いうちに対策することで、費用が抑えられる可能性があります。
・予防対策の実施:定期的な点検や防虫剤の使用など、予防策をしっかり行うことで駆除費用を抑える効果が期待できます。
注意しておきたいポイント
・安価すぎる業者に注意:料金があまりに安い業者は、施工がいいかげんで不十分であるとか、質の低い薬剤を使用している場合があるため、内容を確認することが重要です。
・保証内容の確認:駆除後の保証期間や、再発時の対応など、アフターフォローと保証内容をしっかりと確認してください。
京都府内でおすすめのシロアリ駆除業者
中部白蟻研究所【NUCグループ】
中部白蟻研究所、3つの安心
創業40年の信頼と実績で、あなたの家を守る。
・日本しろあり対策協会登録指定業者
・提携建築業者1000社以上
・2023年度実績15,000件以上
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中部白蟻研究所では、受付から点検、施工、アフターサポートまでをすべて自社内で一貫して行います。これにより、外部の業者が関わることがないため、施工の質と料金の透明性が確保されると同時に、責任体制が明確ですからお客さまに安心してご利用いただけます。
明朗な価格設定
中部白蟻研究所では、見積もりに含まれていない追加費用が発生することは一切ありません。施工費用は、1坪あたり7,700円からお客さまのご要望に応じた4つの施工プランが用意されています。
京都府全域をカバー
中部白蟻研究所は、三重本社、名古屋支店、浜松支店、京都支店、大阪オフィスを拠点に2府6県(京都府・大阪府・滋賀県・奈良県・岐阜県・愛知県・三重県・静岡県)全域のシロアリ被害に対応しています。迅速で丁寧な対応がモットーです。